しぐるくガー

茶花スタッフ

2005年10月17日 12:58

日曜日に那覇新都心にある「しぐるくガー」(「カー」とは湧き水のこと)をお掃除しました。
組み踊り「銘苅子」にあるはごろも伝説の舞台と言われる場所です。


「しぐるくガー」

昔は生活水として活用され、干ばつのときには命の水となり、
神聖な場所ともなっていた。今は水を使うことはなく、訪れる人も少ない。
都市化とともにコンクリートやアスファルトで覆われ、
雨水が土中に浸透することが少なくなり、水量も少なくなっている。

ただ、いまでも、神聖な場所としての信仰は残っており、
昔、恩恵を受けた住人(祖父、父の代)として周りの草刈や整備
カーの清掃を年一回行っている。

水が湧き出す場所はほら穴のようなようになっており、
そこにもぐりこんで、溜まった土や石を運び出す。
無理な体勢で泥だらけになりながらの作業です。

総勢20数名。
善行をしてちょっといい気分。