イン・ザ・ブラック

茶花スタッフ

2007年03月30日 22:23

継続的な黒字会社をつくる9つの原則

イン・ザ・ブラック  著)アレン・B・ボストロム 広瀬元義

◇いかにして顧客の創造を継続するか
◇企業の成果・寿命=製品の問題×マーケットの問題×組織・仕組みの問題×人の問題
◇企業の利益は創造性の総和である。
◇社長の時間の90%は未来のことを考えることにつかう。
◇オープンであること:経営数字の公開と何でも話せる企業環境。
◇目標を共有すること:目標を明確にすること。
◇ビジョンを言葉にして語らなければならない。
◇シナジーを起こそう。
◇マーケティング、プロダクション、アカウンティングの3つを「経営モデルMAP」と呼ぶ。
◇マーケティング:顧客を会社のドアの入口まで足を運ばせる行為
◇プロダクション:商品が生産されるすべてのプロセス。
◇ビジネスのために必要な情報を必要なときに見られるようにする。ビジネスを成功へ導く言語。
◇3つの要素を効率的に相互作用させることで、継続的な利益が生まれる。
◇3つの円の重なりを大きくし、定期的にコミニケーションを取り合い、オープンな状態をつくる。
◇マーケティング戦略:①販売を成立させるまでは何事も起こらない ②双方にとって価値ある取引をしろ ③ビジネスを幾何学的に成長させろ
◇プロダクション戦略:④コミニケーションで相乗効果を生み出せ ⑤生産プロセスを常に改善しろ ⑥今あるビジネスをよろ良くしろ
◇会計戦略:⑦キャシュフローが全ての基本だ ⑧会社の会計を理解しろ ⑨常に明日を計画しろ
◇すばらしい顧客は降って沸くのではない、つくられるのだ。
◇売上=前準備×集客×ニーズの確認×製品説明×ウォンツの喚起×販売
◇ウォンツ:顧客自身がまだ気付いていない潜在的な欲求を満たすサービス。顧客の期待を上回るサービスを提供することでウォンツは満たされる。
◇すべての資産は販売に活用されるべき。販売成立の見込みのない資産の使い方をしても無意味。
◇すべての社員は何らかの形で販売プロセスに関係していなければならない。
◇プロダクションは利益を生む最も重要な機能であり、常に改善を必要とする。
◇コミニケーションが密になれば、必ず生産性は上がる。
◇いいリーダーのコミニケーションは答えを導く質問をする。
◇SODATERU-S=ODATERU
◇生きた会計で考える。
◇社員には最小単位で理解させる。
◇労働分配率と労働生産性に気を配れ
◇変動損益計算書、年計表、ストラック図、5つの経営指標
◇経営計画とは、あなたの会社の現在の市場価値を、客観的に評価する機会を与えてくれる。
◇すくなくとも年二回は全社員で経営計画につきコミニケーションを。
◇商品そのものの魅力×サービス力×情報力=商品力
◇全員参加型経営を標榜しなければならない。
◇成功=技術×知識×行動×努力×人物
◇トヨタのカイゼンがすばらしいのではない、カイゼンを続けたトヨタが素晴らしい。
◇社員自ら考え、成長する会社をつくる。

成長する企業の条件

●成長する企業は、自らの意思で商品を生産するとともに、企業活動の目的や目標を明確にした経営理念を掲げている。まさにチャレンジスピリットあふれる人間の組織体である。
●成長する企業は、人間関係が良好で、リーダーシップにあふれている。共通の価値観を明確にして相乗効果を生み出せる環境を作ろうと、常に努力している人間の組織体なのである。
●成長する企業は社員全員がビジョンを共有し、成長していけるビジネスモデルを構築しようとする。社員全員が協力体制を築いて、みんなが会社とともに成長を目指す。創造力豊かな人間の組織体なのである。