仕事は芸術だ！

プロフェッショナル原論　　著）波頭亮

◇プロフェッショナルが厳しい修練や掟と引き換えに得ることができる第一のものは、自由である。
◇プロフェッショナルは、自分の仕事が生み出す価値の源泉が全て自分自身の内にある。
◇修練の末の職能であるからこそどこでも安心して自由に生きることができるのだし、公益に貢献するからこそ誇りを持って社会生活を営めるのである。
◇自分が取り組む仕事に関して、本気で日本一とか世界最高水準を目指すことができるかどうかが、一流のプロフェッショナルになれるかどうかの大きな境目である。
◇全て決め、全てやり、全て負う。
◇プロフェッショナルは、タフでアクティブ、クイックアクション、意欲的（チャレンジング）、個人主義的
◇一人一人が他人の意見に容易に同調することなく、独自の判断を出し合って多様な選択肢が揃ってこそ、チームとして最も妥当な回答にたどり着ける。
◇ポイントは三つ：明快に自分の意見や結論を出す。結論には必ず判断の根拠を付ける。選択肢や可能性を複数挙げる。
◇困っている人を助ける行為の社会的価値の普遍性、誰にでもできるものではない高度な職能の希少性、そして権力に隷属したり組織に服従したりせずとも自己責任で生きることのできる自由と自尊の喜びは、そのどれもが普遍的である。