仕事は芸術だ！

世界一やさしい

問題解決の授業　　著）渡辺健介

◇問題解決能力があれば、自分で主体的に考え、決断し、行動することができます。
◇問題解決能力は持って生まれた才能ではなく、「癖」なのです。自分の力で考え、行動するという経験を積み上げていくと、「考え抜く癖」「前向きな姿勢」がついてきます。
◇問題解決を、ひらたく言えば、「現状を正確に理解し」「問題の原因を見極め」「効果的な打ち手までを考え抜き」「実行する」ことです。
◇①原因の理解→②原因の特定→③打ち手の決定→④実行
◇分解の木（問題解決ツール）：どんな原因があるかをモレなく探す。どんな打ち手があるかアイディアを幅広く、具体的に荒い出す。
◇原因を見極める：①原因としてありえるものを洗い出す。②原因の仮説を立てる。③どんな分析をするか考え、情報を集める。
◇打ち手を考える：①打ち手のアイディアを幅広く洗い出す。②最適な打ち手を選択する。③実行プランを作成する。
◇はい、いいえの木（ツール）：原因や打ち手を考える道筋をを、いくつかの「はい、いいえ」で答えられるような質問によって明確にできる時に使います。
◇課題分析シート：「具体的な課題は何か」「現時点での仮説と根拠は何か」「仮説を確かめるためには、どんな情報を集めて分析する必要があるか」を明確にすると、問題解決の確率はグンと上がる。
◇最適な打ち手を選択する：効果VS実行のし易さのマトリックスで見てみる。
◇仮説の木：情報収集を始める前に、「仮説の木」を使って、あらかじめ仮説とその根拠を明確にしておきましょう。何を検証すればいいのか、どのような情報が必要なのかが具体的になります。もし時間があまりない場合でも思考と結論にブレがないかがぱっとチェックできます。
◇意思決定ツール：①「よい点、悪い点」リスト　②「評価軸×評価」リスト