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2006年01月28日

ZOID

ショッピングセンターで、子供が100円玉を握って走っていった先は、ゲームコーナー。
迷わず選んだゲームはゾイドカードコロシアムなるもの。
ZOID
もって来ていた自分のZOIDカードをバーコード読み取り機に通して、
ZOID(ロボット)を登録する。
そして機械が決めた対戦相手のZOIDと戦う。
ただし、あまりゲーム性はないしシューティングゲームのようなテクニックも必要ない。
必要なのは強くて相性のいいカードを持っていること。
実は、100円を投入した際に新しいカードがゲーム機から出てくるのだが、
このカードが欲しくて100円を払ったようなもの。ゲームはおまけ(言いすぎ?)
みたいなもの。

カードは3種類ある。
ZOIDカード(先に説明したロボットを登録するカード)
パイロットカード(ロボットを操縦するパイロットを登録するカード)
バトルチャンスカード(技を登録するカード)
この3種類のカードを1枚ずつ(同種のカードを2枚以上登録不可)ゲーム機に登録して
対戦がスタートする。パイロットカードやバトルチャンスカードがなくてもZOIDカードさえ
あればゲームはできるが、それでは弱い。3種類のカードの組み合わせが強さを決める。
当然、これらそれぞれのカードにはいくつもの種類があるし、レアカードも存在する。
なので、ゲームに勝つためにはいいカードを持っていなくてはならない。
一回のゲームで1枚しかカードはもらえないし、種類も選べない。
ゲームで勝ち進むことでいいカードが出てくる訳でもない。
どんなカードが出てくるかはまったくの運任せ。
そうなると何度もゲームをして地道にカードを集めるしか手はない。
結果資本力がものをいう。お金を出してくれる親やおじいちゃん、
おばあちゃんがいること。これが勝負の決め手。

この種のゲームは女の子向けもある。
ダンスバトルなるものらしいが、基本的には同種のゲーム。
ただし集めるカードはファッションカード。キャラクターにいろいろな服や帽子、靴などの
かわいいファッションをさせて、対戦相手とダンスを競う。

レアカード等の存在により、収集すること自体にも魅力があるようになっている。
友達と見せ合いっこをして自分の収集したカードを自慢するのである。

ん~、よく出来ている。
でもまだまだ商売は続く、
その後これらキャラクターが流行ると、鉛筆、筆箱などのキャラクターグッズとして
売り出される。というか流行るように仕組んでグッズを準備している。

もっと強力なビジネスモデルとしては、

マンガ(コロコロコミックなど)で人気をつかむ。
 ↓
アニメ化する。
 ↓
ゲームセンターのゲーム機用のカードまたは、
カードゲーム用のカードとして売り出す。
 ↓
キャラクターグッズを売り出す。
 ↓
映画化する。
 ↓
まったく同様のスキムで海外に売り出す。

ん~、素晴らしい商売だ。
ただしこの商売、リスクも高い。
多大な資金を投入してまったく当たらない場合もある。
マーケティング力と資金力がものをいう。

資金力を要する点ではゲームに興じる子供達といっしょでもある。

なお、うちの子供の100円は自分の貯金箱からもってきたもの。
もう一回ゲームをしたいからといって、僕がお金をあげたりはしないし、
言っても貰えないのは分っているので、言わない。
なので、今回の分を合わせても2枚しかカードを持ていない。
あたりまえにゲームも弱い。


この手の商売、マーケティングを勉強するのには凄くいい見本になりそうである。
なんらかの応用はできないだろうか。



Posted by 茶花スタッフ at 12:01│Comments(4)
この記事へのコメント

ZOIDは、うちの亮によると、彼が小学校2年生ごろから、フィギュア等が
あったとの事、かれこれ、7年になるようです。
けっこう息の長いキャラクターなんですな。
Posted by m00 at 2006年01月30日 20:47

なるほど確かによくできてますね~。

安和さん!!
昨夜は、10数分でしたが、楽しかったです。(おぼえていますか?)
カラオケルームに入ってすぐ安和さんの熱唱シーンを拝見できたので、
満足もしています。
昨日は、ご挨拶しかできませんでしたが、
これからもよろしくおねがいします!!!!!!
Posted by 上原香己 at 2006年01月31日 14:30

安和さんこんにちは!
昨日は一瞬でしたが名刺をいただきありがとうございます。
今後もよろしくお願いします。

以前から「島菜」に行ってみたかったので
今度食べてきますね。
Posted by Irei at 2006年01月31日 16:12

上原さん、Ireiさん こんにちは。

「覚えていますか?」と問われると。
しっかり覚えています。
しかしながら、僕の脳に書き込みはされたのですが、
読み出しが若干不良をきたしておりますようで、
一部読み出しが出来ない状態です。
正確な読み出しのためには修復ソフトが必要です。
脳の修復ソフトは再度お会いすることです。

またお会いできるのを楽しみにしております。
今後ともよろしくお願いします。
Posted by 安和 at 2006年02月01日 09:17
 
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