てぃーだブログ › 仕事は芸術だ! › 秋のすすき

2005年11月10日

秋のすすき

家の庭のススキが金色に色づき、秋の風情を醸し出している。

秋のすすき

年に二回(盆と正月)しか手入れをしないうちの庭は、
虫や小動物が多く、昔ながらの草原(くさはら)が残っている。

見ていると、ここ5年ほどの庭の雑草の移り変わりが面白い。
最初にセンダンクサなどの比較的葉の幅が広い雑草が生え、
次に葉が長くて細い地下茎イネ科雑草が前者を駆逐していき、
そのあとにススキなどの株が大きく背の高い雑草が生え、繁茂する。
うちの庭は今、ススキへの移行時期にあたる。

沖縄の場合、その後にギンネムや桑などの中低木へ移行し、
100年ほどかけて、やがては大木の列なる森へと変化していく。
これを、植生遷移(しょくぶつせんい)とよぶ。

はたして、そのまま放っておいて、小さな庭に自然な森ができるのだろうか?
庭の管理が出来ない怠け者の楽しみである。



Posted by 茶花スタッフ at 19:14│Comments(0)
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。