
2008年01月30日
いのちの食べかた
映画 「のちの食べかた」
OUR DAIRY BREAD
桜坂劇場で明後日までやってます。
ベルトコンベアで運ばれる無数のヒヨコ
豚がどんどん機械的に処理されていく屠畜場、
巨大なハウスの中で効率的に栽培されるトマト
すんでのところで精子を機械に奪われる牡牛
ただただ無言で食べる人間
ナレーションも、字幕も、音楽も、説明すらも無く、
ただただ食糧生産の現場の映像と音が流れ続ける映画。
そこまでして、食を満たさなければいけないのだろうか?
と、食に携わるものとして、農業を経験するものとして、
何か社会がどこかで病んでいるのではないかと、考えさせられます。
農場労働者が40人ほどが無表情で古びたバスに揺られ、
農場に向うシーンがあるのですが、
これがなんとも家畜の群れとだぶるのです。
同様に、ただ黙って食事をする人間のシーンも、
動物であることを再認識させられます。
人は動物として食物連鎖の中で半ば強引に生きていること。
そして、
「人はパンのみに生きるにあらず」を強く意識しました。
いい映画でした。

OUR DAIRY BREAD
桜坂劇場で明後日までやってます。
ベルトコンベアで運ばれる無数のヒヨコ
豚がどんどん機械的に処理されていく屠畜場、
巨大なハウスの中で効率的に栽培されるトマト
すんでのところで精子を機械に奪われる牡牛
ただただ無言で食べる人間
ナレーションも、字幕も、音楽も、説明すらも無く、
ただただ食糧生産の現場の映像と音が流れ続ける映画。
そこまでして、食を満たさなければいけないのだろうか?
と、食に携わるものとして、農業を経験するものとして、
何か社会がどこかで病んでいるのではないかと、考えさせられます。
農場労働者が40人ほどが無表情で古びたバスに揺られ、
農場に向うシーンがあるのですが、
これがなんとも家畜の群れとだぶるのです。
同様に、ただ黙って食事をする人間のシーンも、
動物であることを再認識させられます。
人は動物として食物連鎖の中で半ば強引に生きていること。
そして、
「人はパンのみに生きるにあらず」を強く意識しました。
いい映画でした。

Posted by 茶花スタッフ at 17:33│Comments(0)
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