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2007年06月07日

小さな飲食店成功のバイブル

赤字会社から年商20億円企業までの軌道

小さな飲食店成功のバイブル 著)鬼頭宏昌

◇市場規模が大きく大手の寡占が緩い業界は魅力がある。参入余地が大きい上に、それなりの規模まで成長できる可能性が高いから。
◇参入市場の意思決定こそが、成功の80%を決定づける本質である。
◇成長市場をドンピシャで見つけることは困難。それよりも、市場の方向性を大きく見極めたうえで、顧客ターゲットや商品の絞込みなどをすることで、圧倒的に他社との差別化をすることを意識する。
◇マクロな視点から入り、ミクロの視点へとブレイクダウンしていく思考プロセスを、絶対に習慣づけなくてはならない。
◇業種・業界を決めたら、業界内で成功を収めるための、成功要因を見抜く必要がある。
◇経営の本質は「資源の組織化」にあるわけで、限りある経営資源をいかに組み合わせて最大の効果を上げるかが経営手腕そのもの。
◇居酒屋ってそもそも「何業」なのか?本質的な問いかけをする。すると「酒を飲む場所」でじはなく、「コミニケーションスペースの提供業」という、より本質的な答えがでてくる。
◇多店舗展開を図る際の成功要因は「立地」と「店長」。
◇飲食店の事業において、メニューと雰囲気が成功要因。
◇市場はどっちの方向に向っているのか、顧客ニーズがどのように変化していくのか。を問いかける。
◇改善に改善を重ねていける人間がいい経営者。斬新なアイディアを連発できる人間がいい経営者ではない。
◇まず大きな流れをつかんだら、細かいアイディアにこだわる前に始めてしまうこと。そして、やりながら改善していく中でベストにたどり着く方が、効率的で確実。
◇「儲かる」とは、投資収益率ROI(営業利益額÷投資額×100)が高いということである。
◇事業の目的はお金を儲けることだけではありません。しかし、企業の使命は「継続すること」にあります。継続を実現するためには適切な利益は必要不可欠です。さらにただ単に継続しているだけではダメで、そこに適切な成長がないといけません。かくして、会社では、どうやったらもっと「儲かる」のか?という議論が絶えないのです。
◇最小の投資で最大の利益を生み出すことを常に考えるべき。そして、最大の利益を生み出すには、売上を最大にして経費を最小にすることを考えればいいだけの話です。
◇不動産業者のリストを集め、そのリストに対してFAXで物件情報の提供を呼びかける。P65
◇店舗に関しては、安く仕上げることが重要ですので居抜きに特化した物件開発をすることと、ピックアップした物件をぎりぎりまで安く手に入れられるように粘り強く交渉すること。
◇店舗デザインでは一人でも多くのデザイナーに会うこと。
◇店舗デザインで最もコストをかけるべきは外観。そして外観のデザインだけは絶対に目立つように。
◇店が意識的に看板メニューを育てない限り、看板メニューが育つことはありません。
◇看板メニューの作り方:①定番化している商品や食材をどの飲食店よりも高いクオリティーで提供する、もしくは店独自の差別化をする。 ②人気のあるメニューや食材同士を組み合わせることで、創作料理を組み立てる。
◇広告媒体で露出し続けることと、店内で販売しまくることで、一年もあれば看板商品ができあがります。
◇新規顧客の獲得コストが最も高い。だから新規できたお客様を一人でも多く、2回目以降も来てもらう工夫がもっとも大事。
◇売れない商品の改善よりも、すでに売れている商品の品質を磨き込み、さらに売れる商品に育てることで、お客様の満足度を高める。
◇繁盛店作りを実現するには、「経営」のノウハウではなく、お客様を大切にする「思い」と「優しさ」。
◇企業の成功は100%、経営者の能力に依存する。
◇経営者の仕事:組織が向うべき目標(ビジョン)を明確にして、それを実現するための戦略を立て、その戦略を組織を通して実現すること。
◇「革新的な業態」を「普通に経営」することが成功の絶対条件。
◇業態を絞り込んだ上で多店舗化に踏み切ることこそ、飲食店経営の原理原則。
◇自分の業態とライバル店の業態がどこに位置しているかをマッピングしてみる。
◇逆張りの戦略は、ありとあらゆる業界で効きます。今ある常識としてまかり通っていることでも、本当に正しいのかを見直すことはとても大切。
◇60坪100席、年商1億がもっともバランスがいい。
◇投資収益率の高い業態に集中的に投資することが大事。
◇「業態を絞る」「適正規模を見極める」というのは、経営者が会社をコントロールしやすい環境をつくり、大きく失敗しないためのリスクヘッジでもある。
◇利益を上げる方法には順序がある。最初に経費を下げた後、売上を上げるという順序。
◇ムダを極限まで省き、利益を安定させるためには、日時決算がたいへん有効。
◇システムづくりと、人材教育を同時に行うことで、初めてあるべき姿の実現が可能となります。
◇人材の質は経営者の質にものの見事に比例します。自分の経営手腕を向上させることでしか、組織の質を上げることはできません。
小さな飲食店成功のバイブル



Posted by 茶花スタッフ at 15:44│Comments(0)
 
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